イベント・セミナー
LI-COR社 テクニカルセミナーの御案内
講演者:Michael van Wase講師 所属:Michael van Wase開催日:2010-04-22 11:00
終了日:2010-04-22 14:00
LI-COR社 テクニカルセミナー
近赤外蛍光標識を利用したアプリケーションの紹介 (世話人:阿部義人(蛋白質創薬学分野))
日時:平成22年4月22日(木)11:00~14:00
場所:九州大学 コラボ・ステーション1 2F 視聴覚ホール
講師: LI-COR社 Field Application Scientist Michael van Wase,PH.D.
プログラム 講演は英語です。
午前の部 11:00~12:00
・Western Detection(定量ウエスタンブロッティング)
―Two-Color Blots •In-Gel Westerns
・Cell-Based Assays
・MicrowellAssays
・Protein Gel Documentation
―1D/2D •Coomassie
・Nucleic Acids
昼食:12:00~13:00(お弁当を準備しています)
午後の部 13:00~14:00 In-vivo アプリケーション紹介
・Small Animal Imaging
・Organ + Tissue Section Imaging
概要
近赤外蛍光色素(IRDye)標識を利用することによる一歩進んだアプリケーションをご紹介いたします。定量を目的としたウェスタンブロッティング、2波長同時検出ウェスタンブロッティング、In-Cellウェスタンetc. In-vivoでのアプリケーションでは、マウスを使った近赤外蛍光イメージング技術、組織、組織切片のイメージング。当日は、これらのアプリケーションを実際のデータを
使って解析実演のためInfrared Imaging System “Odyssey”を設置いたします。
Infrared Imaging System “Odyssey”は北米を中心に急速に広まりつつあり、販売数では世界で1,500台以上の実績がございます。化学発光ではなく、蛍光を採用しているため、定量性のあるデータを得ることができます。また、近赤外領域の波長を利用することで、可視蛍光で見られるバックグラウンドを最小限に抑え、感度は可視光を遥かに上回ります。2色のレーザーを標準で装備しておりますので、2色同時検出が可能です。例えばリン酸化たんぱく質の検出や、関連しあうタンパク質の同時検出など、特にシグナル伝達系分野の研究に力を発揮します。今回は近赤外蛍光標識を利用したアプリケーションのご紹介をいたします。