SiteMap Close

研究成果

ホーム > 研究成果 2011年 > 詳細ページ

研究成果 2011年

研究成果
ミクログリアの生理学
病態生理学分野 Physiolocal Reviews 誌に掲載
2011.05.06

アクセス数:6335

ミクログリアは中枢神経系で免疫を司る細胞で、病態時のみならず、正常な状態でも常に形態変化を起こしながら脳・脊髄内を監視しています。中枢神経系内のさまざまな細胞と情報交換もしており、神経伝達物質やサイトカイン等の受容体を発現しており、病態時にはとても重要な役割を演じます。この時、ミクログリアは静止型から活性化型へと変化し、様々な物質を出して、周囲の細胞にとって両刃の剣となります。近年、急速に進んだグリア研究において、この複雑なミクログリアの機能をまとめた教科書的な総説です。

この研究は,文部科学省科学研究費補助金による成果です。

この研究成果は,国際科学誌「Physiological Reviews」に2011430日にPubMedに掲載されました。

 

 

論文

Kettenmann H, Hanisch UW, Noda M, Verkhratsky A.

Physiology of microglia.

Physiol Rev 91(2): 461-553 (2011)


Physiological Reviews

http://physrev.physiology.org/

 

病態生理学分野

http://seiri.phar.kyushu-u.ac.jp/