イベント・セミナー
右心不全進展におけるDNA損傷と嫌気性代謝の役割
講演者:島内 司先生 所属:聖マリア病院 麻酔科開催日:2024-04-05 17:00
終了日:2024-04-05 18:00
各位
下記の通り、令和6年4月5日(金)午後5時より、聖マリア病院 麻酔科の島内 司先生のセミナーを開催いたします。
日 時:令和6年4月5日(火)17:00~18:00
場所:病院地区キャンパス 薬学部附設システム創薬リサーチセンター グリーンファルマ研究所402
タイトル:右心不全進展におけるDNA損傷と嫌気性代謝の役割
演 者:島内 司 先生(MD.
PhD.)
聖マリア病院 麻酔科
肺高血圧症は予後不良の難治性疾患であり、若年女性に好発することから社会的・経済的損失の大きな疾患である。
また、右心不全は肺高血圧症の予後不良因子であるにも関わらず右心不全に有効な治療法は未だ開発されていない。
私達はDNA損傷により活性化するPoly(ADP ribose) polymerase-1 (PARP-1)が心筋における嫌気性代謝を促進することで
右心不全進展に寄与することを見出した。本講演では近年の右心不全研究について紹介する。
【略歴】
2007年 九州大学医学部医学科 卒業.
2017年 九州大学医学研究麻酔蘇生学 単位取得退学
2018年 医学博士取得
2019-22年 ラヴァル大学 Postdoctoral fellow (指導者:Dr. Sebastien BONNET)
連絡先:九州大学大学院薬学研究院 生理学分野 加藤 百合
TEL: 092-642-6668、 E-mail : yu-kato@phar.kyushu-u.ac.jp