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研究成果 2011年 | 詳細ページ
 
 
 
タイトル 〝D-アミノ酸〟の分析技術を神経難病の解明に応用
~筋萎縮性側索硬化症(ALS)の新規診断・治療法開発に期待~
参照元 PNAS誌
分野名 生体分析化学分野

九州大学大学院薬学研究院生体分析化学分野の浜瀬健司准教授らは、慶應義塾大学医学部解剖学教室の研究グループ(笹部潤平助教、相磯貞和教授ら。以下「慶応大学」)、株式会社資生堂フロンティアサイエンス事業部(以下「資生堂」)と共同で、運動神経が選択的に変性してしまう神経難病のひとつである筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral SclerosisALS)における、D-セリン分解酵素(D-Amino acid OxidaseDAO)と、脊髄のD-セリン量の関与について初めて明らかにしました。

この研究は、九州大学と資生堂が開発した、二次元高速液体クロマトグラフィー(2D-HPLC)による高感度アミノ酸分析技術によって、脳組織中に極微量存在しているD-セリンの分析を可能にしたことによって大きく前進したものです。(九大プレスリリースへのリンク参照)

本研究成果は米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of AmericaPNAS」にオンライン掲載されます。本研究は、科学研究費補助金、「生命の彩」ALS研究助成基金などの助成によって行われました。

 

【論文名と著者】

D-Amino acid oxidase controls motoneuron degeneration through D-serine

[D-アミノ酸酸化酵素はD-セリンを介して運動神経変性を制御する]

Jumpei Sasabe, Yurika Miyoshi, Masataka Suzuki, Masashi Mita, Ryuichi Konno, Masaaki Matsuoka, Kenji Hamase, and Sadakazu Aiso

Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, in press

 

【九大プレスリリースへのリンク】

http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2011/2011_12_26_2.pdf

 

【お問い合わせ】

薬学研究院 准教授 浜瀬 健司

電話:092-642-6598

 FAX:092-642-6598

Mailhamase@phar.kyushu-u.ac.jp

研究室HPhttp://bunseki.phar.kyushu-u.ac.jp

 

【本研究成果が読売新聞(12/28)一面に掲載】

 

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発行年 2011
日付 2011-12-27 19:40