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タイトル 細胞のがん化を促進する新たなメカニズムを解明
~がんの新規予防法・治療法へ期待~

九州大学大学院薬学研究院薬剤学分野の大戸教授らの研究グループは,DNAの障害などによって活性化される転写因子Activating Transcription Factor-4 (ATF4)が、細胞の「老化」を抑制し、がん化促進因子として機能することを世界で初めて明らかにしました。不規則な生活パターンや生体リズムの乱れは、発がんリスクを上昇させますが、以前に同グループは、ATF4が体内時計の機能維持を担う重要な因子であることを明らかにしています。今回の発見は、体内時計の機能異常と細胞のがん化とを結びつける新しい知見であり、体内時計を利用した発がんの防止や新薬の開発に繋がることが期待されます。

この研究は,文部科学省・科学研究費補助金の支援のもとで行われました。

この研究成果は,国際科学誌「Cancer Research」に20111118日付けオンライン版で発表されました。

 

Horiguchi M, Koyanagi S, Okamoto A, Suzuki S, Matunaga N, Ohdo S.

Stress regulated transcription factor ATF4 promotes neoplastic transformation by suppressing expression of the INK4a/ARF cell senescence factors.

Cancer Res, in press

 

Cancer Research

http://cancerres.aacrjournals.org/content/early/2011/11/17/0008-5472.CAN-11-1891.long

 

薬剤学分野

http://yakuzai.phar.kyushu-u.ac.jp/

ファイル 成果報告PDF版(薬剤・小柳).pdf
日付 2011-12-08 09:06