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研究成果

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研究成果 2012年

研究成果
高血圧治療薬アテレック(シルニジピン)に血管内皮保護効果
創薬育薬産学官連携分野
2012.09.21

アクセス数:6372

創薬育薬産学官連携分野(西田基宏准教授らのグループ)は,高血圧治療薬アテレック(一般名:シルニジピン)に血管内皮障害抑制効果があることをマウスを用いて明らかにしました.具体的には,血管内皮細胞に発現する電位依存性N型Ca2+チャネルがアンジオテンシン誘発性の血管内皮機能障害を仲介すること,およびこのメカニズムに酸化ストレスが関与することを新たに見出しました.さらに,N型Ca2+チャネル抑制作用を有するシルニジピンが,アンジオテンシン誘発性の血管内皮障害を有意に軽減することを明らかにしました.

本研究は,味の素製薬株式会社との共同研究(産学連携の育薬研究)により得られた成果であり,第35回日本高血圧学会ダイジェストとして日経メディカルオンラインに掲載されました.

 

記事のURL

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/jsh2012/201209/526847.html

 

高血圧学会の速報サイトのトップページ

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/jsh2012/

 

創薬育薬産学官連携分野URL

http://soyaku.phar.kyushu-u.ac.jp