研究院長 大戸 茂弘
副研究院長 大嶋 孝志(管理運営)植田 正(研究院長代行)小柳 悟(臨床薬学・IT)津田 誠(研究戦略)濵瀬 健司(国際)山田 健一(教育)
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分野別研究概要

臨床薬学講座(医療系)
薬剤学
教員 研究テーマ
  • 体内時計の分子機構に基づく抗がん剤の時間薬物送達方法の開発
  • 薬剤性生体リズム障害の原因究明と、それを克服するための時間薬物送達方法の開発
  • 生体リズムの遺伝子診断法の開発
  • 薬効(標的酵素・受容体)及び薬物動態(CYP活性・トランスポーター)の日周リズム成因解明と時間薬物送達システムの開発
  • 臨床データを用いた薬物動態影響因子の数理的解析と合理的投与設計の開発
  • 創薬から医薬品適正使用に至る薬効評価システムの構築
薬物動態学
教員 研究テーマ
  • 薬物動態関連因子に着目した病態解析
  • 病態時の臓器連関機構の解析
  • 新規治療薬の探索および薬効・薬物動態解析
グローカルヘルスケア
教員 研究テーマ
  • 体内時計の分子機構に基づいた疼痛・炎症の病態解析と治療標的分子の探索
  • 薬物動態および薬効制御因子の概日リズム制御機構のアニマルスケールアップ
  • 疾患・病態の概日性変動を考慮した薬物投与設計
臨床育薬学
教員 研究テーマ
  • 薬学教育における教育システムならびに評価法の確立
  • 「節薬バッグ運動」による服薬アドヒアランスおよびQOL向上に関する研究
  • 種々の薬物(漢方薬・健康補助食品を含む)のがん・その他疾患に対する予防・治療についての研究
  • 漢方医学における客観的指標の探索に関する研究
  • TDMにおける血中薬物濃度の同時測定法および投与設計法の確立に関する研究
  • 体内時計機構の解明とその異常に基づく疾患に対する治療薬についての研究
  • 各疾患に対する服薬指導および病棟薬剤業務の重要性に関する研究
  • 抗がん剤の有害事象(副作用)である末梢神経障害の発現メカニズムの解明と対応策の確立に関する研究
薬理学
教員 研究テーマ
  • アトピー性皮膚炎などの慢性的な痒みに関する神経科学的研究
  • 神経およびグリア細胞の新しい機能制御技術を利用した痛みと痒みに関する研究
  • グリア細胞のフェノタイプスイッチングを軸にした慢性疼痛の研究
生理学
教員 研究テーマ
  • 全身の頑健性を維持する多階層相互作用の包括的理解
  • 超硫黄分子の生理的役割の解析とその医療応用に関する研究
  • ミトコンドリア品質管理を標的とする難治性疾患治療戦略の構築
  • 国立研究所との連携によるグリーンファルマ研究の推進
疾患制御学
教員 研究テーマ
  • 心臓の受容体刺激から心肥大・心不全までのシグナル伝達の解析
  • 組織線維化のメカニズム
  • 心筋梗塞時における線維芽細胞の働き
  • 心疾患とアポトーシス
グローバルファーマシー
教員 研究テーマ
  • 臨床検体を用いた疾患特異的分子の同定

  • 疾患特異的分子の機能解析

  • 創薬のための分子設計

  • 高分子から小分子への変換基盤の開発

  • 実用化に向けた研究支援

臨床薬物治療学(協力講座)
教員 研究テーマ
  • 薬物の効果・副作用のバイオマーカー探索と臨床応用に関する研究
  • 医薬品の毒性発現機序解明と対策の確立に関する研究
  • ファーマコゲノミクス(PGx)と個別化投与設計法の確立に関する臨床研究
  • 腎薬物トランスポーターの病態生理学的役割の解明に関する研究
  • 薬物動態学(PK)/薬力学(PD)/PGx解析による個別化がん化学療法の確立に関する研究
  • 薬剤業務の改善に資する医薬品情報の分析に関する研究
生命薬学講座(生物系)
蛋白質創薬学
教員 研究テーマ
  • 生命現象に関わる蛋白質の調製及びX線結晶解析・核磁気共鳴装置を用いた構造と機能の解明
  • 蛋白質医薬品のリスクを回避するための基礎研究
  • 次世代生理活性蛋白質・有用酵素創製に向けたプロテインエンジニアリング
  • 蛋白質の凝集・異性化の機構解明、その生理機能に及ぼす影響と抑制方法の開発
グローバルヘルスケア
教員 研究テーマ
  • 生物分子認識
  • 熱力学、構造生物学
  • 疼痛および掻痒治療薬の探索
  • グリーンファルマ研究
生薬学
教員 研究テーマ
  • 大麻に関する研究
  • 生薬及び漢方処方製剤の品質評価法の確立
  • 植物細胞・組織培養を駆使した薬用植物育種法の確立
  • 外来遺伝子導入による薬用植物の分子育種
細胞生物薬学
教員 研究テーマ
  • 生体膜及び細胞オルガネラ(特にリソソーム、ゴルジ複合体、エンドソーム)の細胞生物学的研究
  • リソソーム酵素及びリソソーム膜蛋白質の生合成と細胞内局在化機構に関する研究
  • 形質膜蛋白質の生合成と細胞内局在化機構に関する研究
  • 細胞内蛋白質の分解機構に関する研究
  • 環境化学物質の胎児期曝露が性未成熟を固着させる機構の研究
  • 環境化学物質が母の育児能力を低下させる機構の研究
  • 異種薬物代謝酵素の機能的連携に関する研究:遺伝子変異を伴わない薬物代謝能変動に関する新仮説の検証
  • 異物解毒酵素の機能が生理的条件に連動して変化する仮説の検証研究
  • 不正流通薬物の体内変化や分析法に関する研究
分子生物薬学
教員 研究テーマ
  • 微生物のゲノム機能生物学
  • ゲノムDNAの複製とその制御機構に関する生化学的・分子生物学的研究
  • ゲノムDNA複製サイクル制御に関する合成生物学的研究
  • ゲノムDNAの分配機構に関する生化学的・分子生物学的研究
  • 細胞周期チェックポイント制御機構に関する生化学的・分子生物学的研究
  • 抗ガン剤・抗菌剤開発のためのDNA複製阻害薬の創薬基礎研究
医薬細胞生化学
教員 研究テーマ
  • DNA複製を中心とした細胞周期制御機構の解明
  • テロメア、セントロメアなどのクロマチン動態の研究
  • 発がんに結びつく染色体不安定性誘導の分子機構の研究
  • がん診断・治療を目指した上記研究の医薬品開発への応用
生体分子情報学講座(物理系)
生命物理化学
教員 研究テーマ
  • 酸化脂質検出プローブおよび構造解析技術開発
  • 酸化脂質関連疾患の分子メカニズム研究
  • 酸化脂質をターゲットとした創薬基盤研究
  • ラジカロミクス研究の促進
  • 分子イメージングおよびセラノスティックス研究への展開
創薬ケミカルバイオロジー
教員 研究テーマ
  • コバレントドラッグ創薬
  • タンパク質を標的とした創薬有機化学の確立
  • 細胞機能解析のための蛍光プローブの開発
  • 代謝のケミカルバイオロジーの確立
  • タンパク質標識技術の開発と可視化解析
創薬育薬産学官連携
教員 研究テーマ
  • キラルアミノ酸メタボロミクスによる新しい創薬と早期診断
  • タンパク質の異性化に着目した老化関連疾患・アンチエイジング研究
  • 新たな心不全・腎不全治療と診断を指向した産学官連携型創育薬研究
  • 新規高性能分析試薬・分析基材・分析機器の開発
  • D-アミノ酸を利用する機能性食品・飲料・化粧品など新たな産学官連携プロダクトの開発
医薬化学講座(化学系)
環境調和創薬化学
教員 研究テーマ
  • 環境にやさしい新規触媒反応の開発
  • 化学選択性の触媒制御法の開発
  • 有用な生物活性化合物(医薬品、天然物)の効率的合成法の開発
  • 創薬リード化合物の開発を指向した新規生物活性化合物の開発
  • グリーンファルマの推進
薬物分子設計学
教員 研究テーマ
  • 天然物や生体分子を基盤とした高機能型生物活性分子の設計・合成・評価
  • 糖脂質の機能解明を目指した分子プローブ設計・合成・評価
  • 新規分子構造の合成手法の開発
国際化学物理薬学
教員 研究テーマ
  • 機能性核酸の分子設計
  • Biodrug 創出を目指した、蛋白質の部位特異的化学修飾
  • 骨病変治療のための蛋白質医薬分子の創製
先端的核酸創成化学
教員 研究テーマ
  • 3本鎖DNA形成人口核酸の合成と遺伝子を標的とした核酸医薬品への展開
  • DNA酸化損傷塩基を認識可能な人工核酸の合成と機能評価
  • 擬天然核酸分子の創成
創薬産学官連携(連携講座)
教員 研究テーマ
  • 教 授

    上原 孝(岡山大学医歯薬総合研究科)

  • 教 授

    熊谷 嘉人(筑波大学医学医療系)

  • 教 授

    近藤 裕郷(医薬基盤研究所)

  • 一酸化窒素による生理機能・病態形成機構の解析
  • 親電子ストレスとそれに対する生体応答・防御システム
  • 疾患標的分子の同定と分子デザインによるモダリティー創薬研究
薬物送達システム学(連携講座)
教員 研究テーマ
  • 教 授

    道中 康也(久光製薬㈱)

  • 准教授

    小島 宏行(アステラス製薬)

  • 准教授

    兵頭 健治(エーザイ)

  • 有効性、安全性及びコンプライアンス向上のための薬物送達システム(DDS)の研究
  • 経口投与するDDSの研究
  • 注射投与するDDSの研究
  • 経皮投与するDDSの研究
  • 製剤の評価
革新的バイオ医薬創成学(寄附講座)
教員 研究テーマ
  • 高性能国産新規RNAウイルスベクターによる虚血肢治療製剤の開発(SeVベクター)
  • 悪性腫瘍に対する免疫細胞を用いた革新的治療法の実用化(NK細胞)
  • がん悪性化メカニズムの解析とそれに基づく新しい治療アプローチの研究
  • がん細胞スフェロイドに対する化合物スクリーニング
  • 世界初となるiPS細胞を利用した体外循環型人工肝臓の開発
  • 九大発ベンチャー、製薬企業と連携した基礎/臨床研究開発
抗がん剤育薬共同研究部門
教員 研究テーマ
  •  

化学療法分子制御学(連携講座)
教員 研究テーマ
  • 教 授

    瀧口 総一(九州がんセンター)

  • 教 授

    織田 信弥(九州がんセンター)

  • 基礎生物学と形態計測学に裏付けられた新しい病理形態学に基づく腫瘍組織診断基準の確立(腫瘍病理学)
  • 発がんに伴うゲノム変化の全貌を明らかにすることで、高等生物におけるゲノム編成とその制御の仕組みを理解すること(腫瘍遺伝学)
  • クロマチン構造制御のがん悪性度と老化における意義(癌分子治療)
  • がん転移の分子機構の解明(癌分子治療)
  • 臨床薬効評価。プロトコール作成時の主要ポイント
  • 製薬企業における新薬の開発プロセス。非臨床開発・臨床開発・市販後臨床試験まで
  • 生物製剤の開発及び臨床薬効評価と安全性評価
  • 抗がん剤の薬物動態。薬効評価のための至適採血ポイントの検討