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イベント・セミナー

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p53による新規がん抑制機構
講演者:江成政人先生 所属:国立がん研究センター研究所・難治がん研究分野・ユニット長

開催日:2012-11-16 16:30

終了日:2012-11-16 17:30

この度、国立がん研究センター研究所・難治がん研究分野・ユニット長・江成政人先生に、下記の要領で研究セミナーを行って頂きます。
江成先生は、最も重要ながん抑制遺伝子の一つであるp53の研究分野において、多くの重要な発見をされています。
最近の研究成果について興味深いお話をお聞きできるかと思いますので、皆様のご参加をお待ちしています。
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日時: 平成24年11月16日(金) 16:30~17:30
場所: 薬学部本館第4講堂(2号館5階)
演者: 江成政人先生 (国立がん研究センター研究所・難治がん研究分野・ユニット長)
演題: p53による新規がん抑制機構

がん抑制因子p53は、細胞周期停止、DNA修復や細胞死誘導等の多彩な機能を駆使して、様々な細胞内外のストレスやがん遺伝子の活性化などによって生じる恒常性の破綻を未然に防ぐための防御機構に重要な役割を担っている。また、p53経路は、がん細胞の増殖抑制ばかりではなく、浸潤、転移、治療抵抗性やがん幹細胞形成の抑制等にも重要な役割を担っていると考えられ、がん進展において、p53経路はあってはならない経路である。本セミナーでは、p53変異がほとんど認められないALKチロシンキナーゼが活性化したがんにおけるp53経路の不活化機構および肺がんにおけるIn vitro再構成を用いたp53不活化に伴って誘導されるがん浸潤・転移に関与する新規遺伝子の機能解析について報告するとともに、p53研究の現状と今後について話をする予定である。
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連絡先:藤田雅俊
九州大学 大学院薬学研究院
医薬細胞生化学分野
TEL&FAX: 092-642-6635
e-mail: mfujita@phar.kyushu-u.ac.jp