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2015-04-24
D-セリンとエネルギー代謝との関連を解明
九州大学大学院薬学研究院創薬育薬産学官連携分野の浜瀬准教授らは、慶應大学医学部の相磯教授、鈴木助教らとの共同研究で、神経伝達を調節するD-セリンの新たな含量制御メカニズムを明らかにしました。
アストロサイトが糖を代謝する際に必要な酵素セリンラセマーゼとグリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼが、D-セリンの合成も調節していることを世界で初めて発見したもので、将来的には精神・神経疾患の病態解明や治療開発にも繋がると期待されます。
浜瀬准教授らが有するキラルアミノ酸分析技術がD-セリンの含量解析に貢献しました。
アストロサイトが糖を代謝する際に必要な酵素セリンラセマーゼとグリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼが、D-セリンの合成も調節していることを世界で初めて発見したもので、将来的には精神・神経疾患の病態解明や治療開発にも繋がると期待されます。
浜瀬准教授らが有するキラルアミノ酸分析技術がD-セリンの含量解析に貢献しました。
この研究成果は、「PNAS 誌」に2015年4月13日付けオンライン版で発表されました。
論文名
Glycolytic flux controls D-serine synthesis through glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase in astrocytes
Glycolytic flux controls D-serine synthesis through glyceraldehyde-3-phosphate dehydrogenase in astrocytes
著者
M. Suzuki, J. Sasabe, Y. Miyoshi, K. Kuwasako, Y. Muto, K. Hamase, M. Matsuoka, N. Imanishi, S. Aiso
M. Suzuki, J. Sasabe, Y. Miyoshi, K. Kuwasako, Y. Muto, K. Hamase, M. Matsuoka, N. Imanishi, S. Aiso
DOI
10.1073/pnas.1416117112
10.1073/pnas.1416117112
創薬育薬産学官連携分野HP
http://soyaku.phar.kyushu-u.ac.jp/
http://soyaku.phar.kyushu-u.ac.jp/