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高校生の方へ | 先輩・在校生メッセージ
薬学への招待(薬学会) 薬学への招待(九薬編) 薬学部の研究室は君を待っている
キャンパスライフ 卒業後の多彩な進路 先輩・在校生メッセージ
 
先輩からのメッセージ
 
  • 早稲田大学先進理工学部
  • 電気・情報生命工学科
  • 教授
  • 東京農工大学 客員教授
  • 東京女子医大 客員教授
  • 柴田 重信
  • (昭和51年卒)
薬学から学際領域へのチャレンジ

薬を作ったり、治療に使ったりする時には多くの学問の知識が動員されていることをご存じでしょうか。歴史を見る薬を作ったり、治療に使ったりする時には多くの学問の知識が動員されていることをご存じでしょうか。歴史を見るとわかるように、学問は細分化され、数多くの「なんとか学」という言葉を生み出してきました。しかしながら、ヒトを含む多種の生物のゲノム解析が終わり、その遺伝情報に基づいて生命のシステムを理解し、組み立てようとする「構造生物究までを視野に入れた、文理融合型の統合的研究・知識も考慮されるようになってきています。私の所属する学科は、ナノテクノロジーと情報科学と生命科学をミックスした新しい学問領域を形成しようと2003年4月に設立されました。薬を作る創薬には遺伝子情報に基づいたバイオインフォマティックスの技術なしでは不可能だし、ガン細胞などへの薬物の標的投与にはマイクロロボットやナノテクによる制御システム開発の重要性は明らかです。このように、創薬・医療の領域に理工学のテクノロジーが急速に浸透してきている現在、薬学の知識を有し、臨床応用を目指す生命科学者が、理工学の分野と共同して新しい技術の開発や学問の構築を成す必要性が期待されています。

このように薬学を取り巻く環境は単純ではなく、大きな学問の流れの中にあり、学際的学問の中心になることもできるのであります。したがって、薬学を志して薬学部に入学してきたとしても、その学問は常に変動し、時には離散・集合してダイナミックに変化するものだと考えて頂きたいし、またそのような学問を学んできた人だと理解されています。早稲田大学の先進理工学部には薬学部を卒業してきた教授や准教授が現在3人います。皆さんはこのように将来薬に直接関連した分野だけでなく、学際領域での幅広い活躍の場も期待されています。

 
  • 岡山大学病院
  • 教授・薬剤部長
  • 治験推進部長
  • 千堂 年昭
  • (昭和59年博士卒)
真の医薬品のプロフェッショナルを目指して

健康と医療は国民の最大の関心事であり、科学技術政策の最重要課題でもあります。その戦略の一つ「革新的な医薬品の創出と医薬品の適正使用」は薬学の果たすべき守備範囲です。新しい有益な医薬品シードの創製から医薬品を適正に使う育薬技術の開発まで、薬学は創薬から医療まで、不可分につながっている分野です。

私は現在、大学病院薬剤部と新医療研究開発センター治験推進部に所属しております。治験推進部では新薬の候補化学物質について、規制当局に承認され製造販売されるまでの治験(臨床試験)業務を行っています。大学病院では大規模臨床試験のデータの集積、情報の発信を薬剤師が中心になって行うケースが増えています。新薬誕生を待ち望んでいる患者さんのためと、日本の医療水準の向上に貢献できるやりがいのある職場です。一方、病院薬剤師の仕事は大きな変革期を迎えています。薬剤師の役割拡大に関する行政の後押しと6年制課程で学んだ高度な専門知識・技能を活かして医療スタッフの協働・連携による「チーム医療」が推進されています。診断・治療は多くの臨床研究から得られたエビデンスに基づいて作成されたガイドラインに沿って行われます。薬物療法についても医師と十分な協議を重ね、合意を得た薬物療法プロトコールに基づいて行われます。そのことにより、患者さん情報を随時把握した上で積極的な処方提案から薬効・副作用モニタリングのためのフィジカルアセスメントの実施まで真のチーム医療の担い手としての責務を負うわけです。これからの薬剤師に求められるのはコミュニケーション能力です。薬物療法の基本方針であるプロトコール作成にいたるまでの協議、そして、患者さんに対しては気持ちに寄り添いつつ専門性を発揮できる能力等、まさに「チーム医療」とは「コミュニケーション医療」です。

また、医療現場では薬剤師業務の評価を高めるための研究も精力的に行われています。研究を通して「患者さんから学ぶ」ということを実感できます。教科書に書かれた知識だけでなく、目の前の患者さんから薬の効果や副作用の真の姿を観察することによって、研究テーマが見いだされます。医療現場で始める薬学研究ではその先に待っているのは、一人ひとりの患者さんであることを意識して取り組んでいます。

健康に関わる薬学出身という誇りと責任をもって生涯にわたって共に努力してみませんか。

 
  • 塩野義製薬 海外事業本部
  • 南京長澳医薬科技有限公司
  • 馬場 隆彦
  • (昭和62年博士卒)

私は九州大学には大学院の5年間お世話になりました。当時の吉村英敏教授のお人柄もあり、さらには秀逸な先生方と諸先輩に囲まれ、自由闊達な研究室で、伸び伸びと過ごさせてもらったことは大きな財産となりました。失敗も沢山しましたし、今思えば反省すべきことも多々あるのですが、現在の自分を支えるものの90%はこの時代に端を発するといえる心のルーツです。勉強も大切なのですが、ユニークな発想には“遊び心”も重要だと感じた次第です。

卒業と同時に塩野義製薬(株)の研究所に入社し、薬物代謝を専門とし、薬物体内動態の研究に20年従事した後、安全性研究に2年間従事しました。その後研究所を離れ、マーケティング部でエビデンスつくりの臨床研究に2年間従事した後、広報部ならびに秘書室で1年間務め、2012年より中国にて現地法人の研究開発領域の活動に舞い戻ったところです。研究開発型の製薬企業を志向する中で、ビジネスサイドに移ったあとも、研究を長年経験したことが大いに役立っていますし、これからの研究開発活動に対して、ビジネスサイドからもっと意見を言いたいと思い始めているところです。90年代から00年代半ばまで、創薬・開発プログラムのすべてに関与し続けましたので、10製品ほどの上市に関係することができました。薬を世に出す歓びに遭遇するチャンスには恵まれたと思います。

これを読んでおられる学生さんは、薬学部に入ることを目指し、めでたく卒業の暁には、病に苦しむ患者さんを救わんとする仕事につく方が大部分だと思います。薬学を学んだ者が活躍する間口には幅広いものがあります。薬剤師の免許を得ることだけが薬学を志す目的ではないと私は思っています。目の前の患者さんに直接役に立ちたいという方は、病院薬剤部や調剤薬局での勤務を目指されるとよいと思います。一方、薬という病に立ち向かう武器を創ることで、不特定多数の患者さんの役にたとうとする方は、研究(企業と大学)、開発(企業)を目指されるとよいと思います。また、よい薬を必要とされる患者さんにお届けすることで世の中に貢献したいと考える方はMR(企業)を目指されるとよいと思います。さらに、薬学で学んだことを次世代の育成をすることで役立てたいと考える方は、アカデミア・ポジション(大学)での教育活動を目指されるとよいと思います。このほか、医療・保険行政など(官)を目指される方もおられると思います。

ぜひ、自分がやりたいこと、夢を思い描きながら薬学の世界に飛び込んで戴きたいと思います。それと同時に、とてもやり甲斐のある、誇りの持てる仕事を目指すことを心に刻んで、しっかりと勉学に励んでもらいたいと思います。それから、“遊び心”も忘れずに…

 
  • 東北大学
  • 多元物質科学研究所
  • 生命機能分子合成化学分野
  • 教授
  • 永次 史
  • (昭和61年卒)

九州大学薬学部は皆様もご存知のように2006年度から研究者養成の創薬学科と薬剤師養成の臨床薬学科という2つの学科に改組され、それぞれの目的に応じた教育・研究体制が整備されています。高校生の方は研究といっても実感がないので、なかなか理解しにくいと思うのですが、薬学部が目指しています創薬研究には実に様々な分野が必要とされます。特に最近は薬学部だけではなく工学部、理学部などでも創薬に必要な基本技術に関する研究が多くなされております。しかし、薬学部では「創薬研究」に必要である基礎学問である有機化学、生化学、薬理学、物理化学に加え、臨床薬学など多岐にわたる教育が行われるため、これらの知識を身につけることで、広い視野から創薬研究を行うことができます。このことは他の学部にはない薬学部の大きな特徴であると思います。私は2006年4月に九州大学薬学部から東北大学多元物質科学研究所に移動し、東北大学理学部の協力講座である分野に所属して研究をしております。薬学部をはなれてはじめて、薬学部の学生がいかに幅広い分野について学んでいるかというのがよくわかります。現在、私は遺伝子発現を標的とした新しい機能性分子の開発というテーマで研究をすすめていますが、このような研究をすすめていく上でも、薬学部で学んだ知識、技術は非常に役に立っていると思います。

また薬学部は他の理系学部に比べ、女子学生の割合が高い学部です。しかし教員の中に占める女性の割合はそれほど高くなく、将来ぜひ薬学部の女子学生にも大学教員を目指してほしいと思っています。もちろん、最近では女子学生の就職に関してもかなり選択肢が広がっていますので、大学教員というだけではなく、なるべく広い視野を持って、自分の将来を考えてほしいと思います。

薬学部に来る学生さんには何か「夢」を持ってきてほしいと思います。もし大学に入る前に「夢」をもっていなかった人は、是非大学に入って「夢」を見つけてください。もちろん「夢」はすべてが実現できるものではありませんが、どんな「夢」でもその実現に向けて努力することは、将来なんらかの形となって実を結ぶと思います。

いろいろと思いつくままに書いてしまいましたが、遠く東北の空の下から九大薬学部のますますの発展を祈っております。

 
  • 公益財団法人
  • 日本中毒情報センター
  • 理事兼
  • つくば中毒110番施設長
  • 黒木 由美子
  • (昭和62年博士卒)
薬学者 -化学と医療の架け橋-

九州大学大学院がかかげる「薬学者の使命“人類の健康に奉仕する薬学”」、薬学部への道を選択した時、私も人々の健康のために貢献できる仕事を・・という志をもって勉強を始めました。そして薬学府で研究し、卒業後も仕事に励んできました。しかし、その使命の重さを実感しているのは、卒業して20年以上経ったつい最近のことかもしれません。

私が所属する公益財団法人日本中毒情報センターでは、中毒情報提供のスペシャリストとして多くの薬剤師の皆さんが活躍しています。当センターが運営する「中毒110番」では、一般市民の皆様および医療関係者から、化学物質や自然毒による急性中毒に関する問い合わせを24時間365日受信し、応急処置や毒性・症状・治療などの情報を提供しています。全国各地からの問い合わせは1年間に約35,000件に上ります。相談内容は幅広く、タバコや化粧品、洗浄剤、殺虫剤などの家庭内にある化学製品の小児の誤飲事故や成人の誤使用事故、自殺企図で摂取した医薬品や農薬などによる中毒、有毒な植物やきのこを誤って食べてしまった事例、工場での化学災害、そして東京地下鉄サリン事件などのような化学テロにまで及びます。幅広い化学と医療の知識、それを継続して学んでいく向上心、そして何より化学の基礎分野と救急医療の臨床分野の架け橋となる医療人としての使命感がなければ務まらない仕事でもあります。そのため“薬学者”が必要とされているわけです。

化学物質がヒトへ及ぼす影響は、動物実験でのデータのみでは評価が困難であるといわれている昨今、化学物質リスク評価のためのヒト急性中毒症例の統一収集と評価方法の検討や、化学物質による健康被害事故防止のための製品や製品表示、製品安全性データシートの改善と統一が検討されており、世界の中毒センターで働く医療人の使命は日々重くなっています。

また、世界健康安全保障イニシアティブ(Grobal Health Security Initiative)の化学イベントワーキンググループの議長国である日本の一員として、化学テロ・化学災害対応に関する活動に協力しています。

私たちの生活を取りまく医薬品を含む化学物質は30万以上といわれています。健康な暮らしを実現するために、化学と医療を学ぶ私たちは、どのような仕事に従事したとしても、一般市民の皆様と医療関係者、さらに医療関係者間の架け橋となることができます。その使命の重さは、実は薬学者としての喜びでもあります。この使命と喜びを共に分かちあえる新しい仲間が増え、人々の健康に貢献できる日が訪れることを願っています。

 
  • 武田薬品工業株式会社
  • 医薬研究本部
  • Tri-I TDI (New York)
  • Director, Medicinal Chemistry
  • 麻生 和義
  • (昭和62年卒、
    平成元年修士卒)
グローバルな視野を持って、チャレンジを!

私達が健康で快活な生活を送るために、薬は必要不可欠な存在です。しかしながら新薬を生み出すことができるのは、世界中でもごく限られた国のみです。高い能力と技術力、そして先見性を兼ね備えた人材が活躍しなければ、製薬産業は成立しません。日本製薬工業協会の資料によれば、世界中で発売されている医療用医薬品の売上高トップ100品目のうち実に12品目が、日本のメーカーの創薬研究から見出されています。即ち、日本の新薬開発力は、アメリカの49品目、イギリスの16品目に続く世界第3位の地位にあり、高い新薬創出力を誇っていることがわかります。世界中の人々の健康に、日本の創薬研究が大きな貢献をしていることを、私達は誇りに思ってよいでしょう。

著名な講師陣を有する九州大学薬学部では、創薬に関わるさまざまな学問とともに医療薬学や臨床実務も学ぶことができます。これらの能力を生かして、創薬研究者や医療の担い手としての薬剤師への道が開かれています。私は、九州大学を卒業後、病で苦しむ世界中の人々を救う新薬を自らの手で創る夢を追って武田薬品に入社し、研究所に配属されて創薬化学者(薬のデザイナー)としての道を歩んできました。研究所には、日本のみならず、世界中から優秀な研究者が集い、新薬のアイディアを議論しながら新薬を追い求める、知性の闘いが常に繰り広げられています。また、国内外の大学や研究機関との共同研究も盛んに行われており、私も現在その一員としてNew Yorkにある研究施設で創薬研究に携わっています。このような活動から生み出される新薬の卵は、世界中の開発拠点で臨床開発が試みられて、新薬としての価値が見極められます。このように、研究、開発、販売の全てのステージにおいて、世界規模での国際競争力(グローバル化)が否応なく求められています。

皆さんが将来活躍する舞台は世界です。高度な専門性に加えて、グローバルな視野を身につけ、世界を舞台に活躍することに臆することなくチャレンジして欲しいと思います。

九州大学薬学部および大学院薬学研究院は、世界に名乗りを上げる製薬企業をはじめ、ライフサイエンスに関わる様々な分野に多くの優秀な人材を送り出すとともに、国内外の大学や研究機関で活躍する研究者を多数輩出しています。また、世界に向けてチャレンジする能力・知識・スキルを培う環境、設備、風土が整っています。世界を舞台に活躍したいという志を持っている高校生の皆さん、ぜひ、九州大学薬学部に挑戦してください。

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在校生メッセージ
 
 
  • 医薬細胞生化学
  • 修士2年
  • 榎谷 光煕

高校生の皆さんこんにちは。将来のことについて漠然と考え始めている頃でしょうか?薬学部の受験にあたり、薬剤師として患者さんの助けとなりたいのか、それとも研究者として今までにない新薬を創り患者さんを救っていきたいのか悩むこともあるかと思います。私は高校時代、自分の手で薬を作りたいと考えて九州大学薬学部創薬科学科を受験しました。

薬学部では3年生までに薬学の基礎や物理、生物、化学をまんべんなく学びます。そして4年生のときには自分の専門分野を決めて研究生活がはじまります。薬学部での勉強は学ぶことが多く、授業内容が難しいと感じることも多々あり、正直大変でした。しかし、先生方や先輩方に気軽に質問できる環境があり、また意識の高い友人と共に勉強することで乗り越えることができました。私は現在研究室に入り、昼夜実験に励んでいます。苦労することもありますが、少しでも良い結果が出たときにはとてつもない達成感が得られます。

勉強以外にも、薬学部ではテニス大会やソフトボール大会、学園祭など楽しめるイベントが多くあります。また薬学部のサークルもあり、先輩や後輩との繋がりが強く、退屈しない休日が過ごせます。オンとオフの切り替えが完璧な九州大学薬学部で充実した日々を送ってみませんか?

 
  • 薬物動態学
  • 修士2年
  • 武居 宏明

九州大学薬学部は研究者の育成を目的とした創薬科学科と、薬剤師を目指す臨床薬学科の2つの学科から成っています。どちらの学科も3年次までは薬学の基礎を学習し、4年次からは研究室に配属され、専門的な知識や実験スキルの習得を目指します。私は創薬科学科に在籍しています。創薬科学科では、有機化学・生命科学・物理化学などの新薬の開発に必要な研究や、薬理学・薬物動態学・薬効安全性などの臨床に必要な研究を専門的に行っていきます。これらの研究を通して、最先端の創薬を担う研究者となることを目指しています。

私は入学した当初は将来のことについて全くと言っていいほど目標を抱いていませんでした。皆さんの中にも「なぜ薬学部を目指しているの?」と聞かれた時に、自信を持ってその理由を述べる事が出来ない人がいると思います。そんな私でも薬学部での生活や大学での様々な活動を通して、どのような研究者になりたいかの具体像が考えられるようになりました。ですので、薬学に興味のある方は気兼ねなく薬学部を目指して欲しいです。

九州大学薬学部は、将来、社会に貢献するための知識や能力を習得することができるところです。充実した大学生活を通して、自らの未来像を描くチャンスを掴んでほしいと願ってます。

 
  • 生体分析化学
  • 修士1年
  • 鐘ヶ江 杏菜

九州大学薬学部創薬科学科について紹介します。

創薬科学科では、薬学に関する研究者の育成を行っています。1年次には伊都キャンパスにて全学教育科目を他学部とも合同で受講し、2年次には病院キャンパスにて薬学の基礎となる分野だけでなく、化学や物理、生物など幅広い科目を履修します。3年次にはそれらの知識を深めるとともに学生実習が毎日行われ、様々な分野に及ぶ研究室ごとに多くの実習を行い、研究技術や研究に対する姿勢を学びます。4年次において授業はなく、それぞれの研究室での研究の日々となります。研究室ごとの専門的な知識や手技はもちろん、論理的な考え方や問題の解決方法など研究者として必要な能力を身につけていきます。また、創薬科学科の多くの人は大学院に進学し、更に自分自身で考えて研究する力や、研究内容を学内や学外での学会等で発表する機会も増えるため、プレゼン能力を養うことができます。

最後に、薬学部では全員で受講する授業も多く、薬学部のサークル活動も盛んであるため、学内に親しい友人が多くできます。研究室生活では苦労することもありますが、社会に貢献できるような研究成果を目指し、それまでに培った友人達や研究室の人々から良い刺激を受けながら、日々研究に勤しめるすばらしい環境にあります。このようなすばらしい環境で研究者となるスキルを身につけたいという方は、ぜひ九州大学薬学部創薬科学科にいらしてください。

 
  • 機能分子解析学
  • 創薬科学科4年
  • 石田 悠馬

九州大学薬学部は、創薬科学科と臨床薬学科の二学科に分かれています。前者は研究者に、後者は薬剤師になることを主な目標としています。

私は創薬科学科に在籍しています。ですが、入学した頃は特に明確な夢もなく、ただ漠然と薬を創るということが面白そうだと思い、この学科を選びました。入学した当初は、高校とはまったく違う授業スタイルや、より高度な内容に戸惑うこともありましたが、次第に慣れていくに連れ、一つ一つの学問の奥深さや面白さに気づくことが出来ました。3年生からは学生実習が始まり、実際に実験を行うことで基本的な手技や知識を身につけることが出来ました。そして現在、4年生になり、研究室に配属されました。研究室では、学生実習と比べて、より高度な実験を行います。初めて行う操作や初めて使う機器など、大変なことも多いですが、自分一人で一つの化合物を作り上げたときには達成感もあります。薬学の最先端の研究を行っているという実感を持ちながら、様々な試薬や機器を扱うことができる非常に恵まれた環境で、日々研究に勤しんでいます。

九州大学薬学部で過ごす大学生活は、みなさんをより一層成長させてくれるでしょう。夢と希望に満ち溢れたみなさんのご入学をお待ちしています。

 
  • 分子衛生薬学
  • 臨床薬学科4年
  • 山口 奈穂

皆さんは薬学部にどのようなイメージを持っていますか?

薬学部に入ると生物、化学、物理から薬物治療の基礎まで幅広く学習していきます。いずれも薬と人の病気について理解するという所に到達点があります。将来、自分の能力を医療の場で生かしたい!と考える人にとってはおすすめの学部です。

私は薬剤師を目指す臨床薬学科に所属しています。4年次になり、人体の各器官を学んだり、他の医系学部と合同で医療について考えたりしています。今まで学んできたことが生体や臨床の現場でどのように活用されているのかを知るとわくわくします。また、他大学と同様に研究室に配属されて卒業研究を行います。臨床と研究の両方の世界を体験出来るのは得難いことです。このように非常に広範に学ぶことができるので自分の興味があることを見つけやすい学部であると感じています。

将来の夢が決まっていない人も多いと思いますが、科学に興味がある!とか、せっかく学ぶなら医療に携わりたい!などと思う人はぜひ薬学部を考えてみてはいかがですか?大学の間に自分の興味のあることに出会えるかもしれませんよ