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研究成果 2015年 | 詳細ページ
 
 
 
タイトル エステル交換反応に高い触媒活性を示す空気下安定な亜鉛錯体を開発
参照元 Green Chemistry誌(IF 8.0)
分野名 環境調和創薬化学分野

九州大学大学院薬学研究院環境調和創薬化学分野の大嶋教授らは、エステル交換反応に高い触媒活性を示す新規亜鉛錯体の開発に成功しました。

 

触媒的エステル交換反応は、環境調和性や官能基許容性に優れたエステル合成法です。これまでに大嶋研究室は、低毒性かつ安価な亜鉛を金属種とした亜鉛四核クラスターがエステル交換反応に高い触媒活性を示すことを報告していましたが、このクラスター触媒は湿気に敏感で、空気中で取り扱うことが困難でした。

 

今回、大嶋教授らが独自に開発した新規亜鉛錯体は、従来の亜鉛四核クラスターに比べて非常に高い触媒活性を示し、空気下において容易に取り扱うことが可能です。この亜鉛錯体はマルチグラムスケールで簡便に合成可能で、高い耐水性や再利用性など、従来の亜鉛四核クラスター触媒には無かった性質を示しました。 


この研究成果は、国際科学誌「Green Chemistry」に20151014日付けオンライン版で発表されました。

 

論文名

A highly stable but highly reactive zinc catalyst for transesterification supported by a bis(imidazole) ligand

Daiki Nakatake, Yuki Yokote, Yoshimasa Matsushima, Ryo Yazaki, Takashi Ohshima

 

Green Chemistry 2015, in press.

http://pubs.rsc.org/en/Content/ArticleLanding/2016/GC/C5GC02056E#!divAbstract

DOI: 10.1039/C5GC02056E

 

環境調和創薬化学分野

http://green.phar.kyushu-u.ac.jp

ファイル
発行年 2015
日付 2015-12-28 13:04