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研究成果 2011年 | 詳細ページ
 
 
 
タイトル 肺がん脳転移のメカニズム:がん細胞とアストロサイトの炎症性サイトカインを解した相互作用
参照元 Clinical and Experimental Metastasis 誌に掲載
分野名 病態生理学分野

近年のがん治療法の進歩により、腫瘍原発巣の制御はある程度まで可能となりましたが、転移の制御はいまだ満足できる状況ではなく、がん患者死亡の最大の原因となっています。がんの脳転移は増加傾向にあり、特に肺癌、乳癌においては特に増加しています。がん転移においてはがん細胞と転移先臓器の微小環境との相互作用が重要で、このメカニズム解明は転移に特異的な治療法開発に繋がります。肺がん脳転移モデルにおいてがん細胞と脳を構成する細胞群との相互作用について検討を加えたところ、がん細胞とアストロサイトが相互に活性化していることをつきとめ、がん細胞およびアストロサイトが出す特異的炎症性サイトカインを同定しました。

この研究は,文部科学省科学研究費補助金による成果です。

この研究成果は,国際科学誌「Clinical and Experimental Metastasis」に20111月に掲載されました。

 

論文

Seike T, Fujita K, Yamakawa Y, Kido MA, Takiguchi S, Teramoto N, Iguchi H, Noda M. Interaction between lung cancer cells and astrocytes via specific inflammatory cytokines in the microenvironment of brain metastasis.

Clin Exp Metastasis. 28(1): 13-25 (2011)


Clinical and Experimental Metastasis

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2998640/?tool=pubmed


病態生理学分野

http://seiri.phar.kyushu-u.ac.jp

ファイル
発行年 2011
日付 2011-01-31 13:33