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タイトル 遷移金属との錯体形成により飛躍的に加速される配列およびシトシン特異的なRNA化学修飾法の開発

九州大学大学院薬学研究院生物有機合成化学分野(佐々木教授)の博士課程学生實崎大地らは,金属配位子ユニットを導入した機能性DNAプローブを開発し、RNA中のシトシンの配列特異的かつ高効率な化学修飾反応を実現しました。本反応は、プローブと標的RNAが金属錯体による架橋形成によって強制的に接近することによって進行することが明らかにされました。今回開発された手法では、DNAプローブと標的RNAを混合するだけで、30分以内に修飾反応が完結し、原理的にはmRNAのような長い配列のどのような部位も正確に標的にすることが可能です。今後は、RNAの分子認識や機能を変化させる化学的ツール、さらには生体内でRNAレベルでの遺伝コードを編集できる機能性DNAプローブへの展開が期待されます。

 

この研究成果は,国際科学誌「Nucleic Acids Research」に2014624日付けオンライン版で発表されました。

 

論文名

Daichi Jitsuzaki, Kazumitsu Onizuka, Atsushi Nishimoto, Ikuya Oshiro, Yosuke Taniguchi, Shigeki Sasaki.

Remarkable acceleration of a DNA/RNA inter-strand functionality transfer reaction to modify a cytosine residue: the proximity effect via complexation with a metal cation

Nucleic Acids Res. (2014) published on line. doi: 10.1093/nar/gku538.

 

NAR

http://nar.oxfordjournals.org/content/early/2014/06/22/nar.gku538.abstract?keytype=ref&ijkey=1T2zxx143uOTamT

 

生物有機合成化学分野

http://bioorg.phar.kyushu-u.ac.jp/

ファイル
日付 2014-06-27 13:57