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タイトル 白金触媒を利用した新規アズレン合成法を開発

 九州大学大学院薬学研究院薬物分子設計学分野の末宗教授、臼井助教らは、白金触媒を用いた簡便かつ短工程での置換アズレン合成法の開発に成功しました。


 置換アズレン誘導体の多くは、薬理活性に加え、光機能性有機材料としても近年注目されています。しかし、既存のアズレン骨格形成反応の多くは、その合成法に未だ制限が多く、

多様な置換アズレン誘導体の合成が困難でありました。そのため新たな置換アズレン誘導体を創製する機会が大きく阻まれてきました。


 今回、臼井助教らが独自に開発した新規合成法は、論理的な分子設計により多様な置換アズレン誘導体へと導くことが可能であり、アズレン化学の新たな発展の契機となる成果であります。今後、本合成法を有効利用することで、創薬化学研究を含めた多角的な応用研究に繋がることが期待されます。


 この研究成果は、米国化学誌「Organic Letters」に2014827日付けオンライン版で発表されました。

 

論文名

Synthesis of Substituted Azulenes via Pt(II)-Catalyzed Ring Expanding Cycloisomerization.

Usui, Kazuteru; Tanoue, Kensuke; Yamamoto, Kosuke; Shimizu, Takashi; Suemune, Hiroshi

 

Organic Letters

http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/ol502270q

 

薬物分子設計学分野HP

http://sekkei.phar.kyushu-u.ac.jp/index.html

ファイル
日付 2014-08-27 17:12