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タイトル [速報] Nature Medicine誌に論文が掲載
アトピー性皮膚炎に伴う慢性的な痒み ~新しい原因細胞を特定~

九州大学大学院薬学研究院ライフイノベーション分野の津田誠教授,白鳥美穂学術研究員らの研究グループは,皮膚を激しく引掻くアトピー性皮膚炎モデルマウスを用いて研究を行い,痒い皮膚と神経で繋がっている脊髄後角で「アストロサイト」と呼ばれるグリア細胞が長期にわたって活性化していること,一方でこの活性化を抑えることで慢性的な痒みを鎮めることができることを発見しました。また、活性化アストロサイトが作り出すタンパク質が,脊髄後角ニューロンでの痒み伝達物質の作用を強めることも明らかとしました。この研究成果は、アトピー性皮膚炎に伴う慢性的な痒みのメカニズムに、これまで注目されていなかった細胞の重要性を明らかにしたもので,その解明へ向けた大きな一歩となり,将来的に痒みを鎮める治療薬の開発にも応用できることが期待されます。

本研究成果は,国際科学誌『Nature Medicine』に2015720日付け(米国時間)の電子版で発表されました。

 

論文名

Miho Shiratori-Hayashi, Keisuke Koga, Hidetoshi Tozaki-Saitoh, Yuta Kohro, Honami Toyonaga,

Chiharu Yamaguchi, Ayumi Hasegawa, Takeshi Nakahara, Junichi Hachisuka, Shizuo Akira, Hideyuki

Okano, Masutaka Furue, Kazuhide Inoue, Makoto Tsuda

STAT3-dependent reactive astrogliosis in the spinal dorsal horn underlies chronic itch

Nature Medicine (2015)

 

Nature Medicine

http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/full/nm.3912.html

 

ライフイノベーション分野

http://life-innov.phar.kyushu-u.ac.jp/

 

九州大学プレスリリース

http://

ファイル
日付 2015-07-21 00:01